「YAおすすめ図書」 一覧
YAおすすめ今月の1冊【2025年5月】
2025/5/5
『ぼっち現代文』 小池 陽慈/著 河出書房新社 予備校で現代文の講師をしている著者の小池陽慈さんは、学生時代からずっと周りの人と
うまく付き合うことができず友だちがひとりもいない「ぼっち」だったそうです...
YAおすすめ今月の1冊【2025年4月】
2025/4/5
『グッゲンハイムの謎』 シヴォーン・ダウド/原案 ロビン・スティーヴンス/著 越前 敏弥/訳 装画:船津真琴 装幀:中村聡東京創元社 12歳のテッドは、夏休みに親戚のグロリアおばさんが務めるグッゲンハイム美術館を家族で見学します...
YAおすすめ今月の1冊【2025年3月】
2025/3/5
『落下流水』 鈴木 るりか/著 小学館 「落花流水」とは散りゆく花と流れる水、落花が水に流れる様子から過ぎゆく歳月と春の景色を表す言葉です。渋いタイトルと表紙に騙されないでほしい。...
YAおすすめ今月の1冊【2025年2月】
2025/2/5
『手持ちのカードで、(なんとか)生きてます。 世渡り下手の新しい世渡り術』 三人称 鉄塔(賽助)/著 河出書房 この本の作者三人称鉄塔(賽助)(以下鉄塔)さんは、動画配信サイトでゲーム実況をする時は「鉄塔」、小説家として...
YAおすすめ今月の1冊【2025年1月】
2025/1/5
『リブリアの魔女』 日野 祐希/著 アリス館 メノアはリブリア王国で魔法使いの頂点、「魔導師」になることを夢見る女の子です。この王国で魔導師になるには、リブリア魔法学院を卒業し、現役魔導師の弟子となり...
YAおすすめ今月の1冊【2024年12月】
2024/12/10
『ルール!』 工藤 純子/著 講談社 みなさん、校則について考えたことってありますか?
校則って不自由で束縛感がありますよね...
YAおすすめ今月の1冊【2024年11月】
2024/11/10
『あきらめなかった男 大黒屋光太夫の漂流記』 小前 亮/作 おとない ちあき/画 静山社 1783年(江戸時代)、貨物船「神昌丸」の船頭大黒屋光太夫と船乗りたちは伊勢国白子港(三重県鈴鹿市)から江戸へ向かう途中で嵐に遭い...
YAおすすめ今月の1冊【2024年10月】
2024/10/10
『この空のずっとずっと向こう』 鳴海 風/作 おとないちあき/絵 ポプラ社 江戸時代の末期
そらは明るく好奇心にあふれた少女、町医者の父の手伝いをしながら近所の人たちとも ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年9月】
2024/09/05
『最高のともだち』 草野 たき/著 講談社 みなさんは「最高のともだち」ってどんな友達だと思いますか? 笑いのツボが一緒だったり、趣味が一緒だったり、話が合うからだったり… でも、この物 ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年8月】
2024/08/10
『夜空にひらく』 いとう みく/著 アリス館 バイト先で騙され暴力事件を起こしてしまった17歳の円人(えんと)。 円人は小さい頃から祖母に育てられていた境遇から試験観察が設けられます。 ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年7月】
2024/07/10
『とざされた時間のかなた』 ロイス・ダンカン/作 佐藤 見果夢/訳 評論社 今回ご紹介する『とざされた時間のかなた』は、アメリカのYA向けミステリー小説です。 作者のロイス・ダンカンは、 ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年6月】
2024/06/11
『さよなら、スパイダーマン』 アナベル・ピッチャー/著 中野 怜奈/訳 偕成社 10歳のジェイミーには姉が二人います。二人は双子で、一人はピンク色に髪を染めた15歳のジャス、もう一人は骨壺の中で10 ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年5月】
2024/05/10
『私の職場はサバンナです!』 太田 ゆか/著 河出書房新社 この本を書いたのは日本からアフリカへ行ってサファリガイドとなった太田さんです。 彼女はアフリカで野生動物たちを保護する保護区という場所で働い ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年4月】
2024/04/10
『世界は「 」を秘めている』 櫻 いいよ/著 PHP研究所 つばさは十二歳の「かっこいい女子」。まわりからは大人っぽくてクールだと思われている。本人はそんな性格ではない気もしていたが、自分の好きなもの ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年3月】
2024/03/10
『あした、弁当を作る。』 ひこ・田中/著 講談社 親が自分のために料理や洗濯をしてくれることを疑問を持ったことはありますか? 「当たり前のことじゃん」と疑問に思わない人、「なぜだろう」と思う人、様々だ ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年2月】
2024/02/10
『ルーミーとオリーブの特別な10か月』 ジョーン・バウアー/作 杉田 七重/訳 小学館 両親を亡くした12歳のオリーブは、会ってまもない異母姉妹のモーディーと 新生活を送ることになりました。不安を抱え ...
YAおすすめ今月の1冊【2024年1月】
2024/01/10
『恋愛問題は止まらない』 吉野 万理子/作 小学館 「憧れのあの人が丸坊主になってしまう!?」 中学三年生の由真は野球部に所属している憧れの上里君が監督の指令で髪の毛が丸刈りになるかもしれないと弟から ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年12月】
2023/12/10
『ぼくたちはまだ出逢っていない』 八束 澄子/著 ポプラ社 “金継ぎ(きんつぎ)”という言葉を知っていますか? 金継ぎとは、割れたり欠けてしまった器を漆(うるし)で繋ぎ合わせ、蘇らせる伝統技術です。 ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年11月】
2023/11/15
『嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!』 河出書房新社/編 河出書房新社 あなたには嫌いな教科はありますか? なんとなく勉強したくない、勉強しているのにわからない、などどうしても苦手だと感じて ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年10月】
2023/10/10
『さばの缶づめ、宇宙へいく』 小坂 康之/著 林 公代/著 イースト・プレス 「福井県の若狭高校の皆さんが作ってくれた、『さば缶』 大変美味しいです」 2020年11月27日。野口聡一宇宙飛行士が、I ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年9月】
2023/09/10
『MINECRAFT ジ・エンドの詩』 キャサリン・M・ヴァレンテ/作 金原 瑞人/共訳 松浦 直美/共訳 竹書房 マインクラフトというゲームを知っていますか? 土や石などが単純な四角いブロックで構成 ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年8月】
2023/08/10
『震える叫び』 R.L.スタイン/監修 三辺 律子/監訳 理論社 みなさんは怖いお話は好きですか? 怖いお話は好きだけど、1冊で1話じゃ長くて読み切れない、という人にオススメの本を紹介します。 本のタ ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年7月】
2023/07/11
『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます(14歳の世渡り術)』 白石 優生/著 河出書房新社 日本人初の国家公務員YouTuber白石さんが、「農業はおもしろい」をコンセプトに書いた ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年6月】
2023/06/10
『博物館の少女 怪異研究事始め』 富安 陽子/著 偕成社 明治時代、大阪の道具屋の娘に生まれたイカルは両親の死をきっかけに、亡くなった母親の知人である大澤夫妻を頼って東京へ行くことになります。 ところ ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年5月】
2023/05/10
『小児を救った種痘学入門 ジェンナーの贈り物』 加藤 四郎/編著 創元社 みなさんは、ジェンナーという人を知っていますか? 病気を予防するワクチンを最初に作り、「ワクチン」という言葉も作った人です。 ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年4月】
2023/04/10
『自閉症のぼくは書くことで息をする 14歳、ナチュラリストの日記』 ダーラ・マカナルティ/著 近藤 隆文/訳 辰巳出版 「自閉症ゆえに読解力もなく文章が書けない」 と教師から言われたという少年、ダーラ ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年3月】
2023/03/10
『ロンドン・アイの謎』 シヴォーン・ダウド/著 越前 敏弥/訳 東京創元社 12歳の少年テッドは、姉のカットといとこのサリムの3人で「ロンドン・アイ」という観覧車に乗りに行きます。その観覧車は史上最大 ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年2月】
2023/02/10
『境界のポラリス』 中島 空/著 講談社 高校一年生の恵子は中国人の両親から生まれた中国人。でも小学生の時、母親が日本人と再婚したのでそれからは日本人として暮らしています。 小学生の時に中国人だからと ...
YAおすすめ今月の1冊【2023年1月】
2023/01/10
『階段ランナー』 吉野 万理子/著 徳間書店 みなさんは普段階段をのぼっていますか? エスカレーターやエレベーターが近くにあったら、わざわざ疲れる階段なんかのぼりたくない、という人は多いと思います。も ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年12月】
2022/12/10
『iPS細胞の研究室 体のしくみから研究の未来まで』 京都大学iPS細胞研究所 国際広報室/編 志田 あやか/著 東京書籍 2012年に山中伸弥博士がiPS細胞に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受 ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年11月】
2022/11/10
『わたしが鳥になる日』 サンディ・スターク・マギニス/作 千葉 茂樹/訳 小学館 鳥が大好きなデセンバーは、空を飛びたいと願う11歳の少女です。 自分もいつか背中から翼が生えて鳥になると信じていました ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年10月】
2022/10/10
『そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会』 髙柳 克弘/作 ポプラ社 いじめが原因で教室に行けなくなり保健室登校をしている中学生のソラは、ある日、変り者と言われているハセオに保健室で出会います。ハセ ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年9月】
2022/09/10
『あたしが乗った列車は進む』 ポール・モーシャー/作 代田 亜香子/訳 鈴木出版 あらすじは遠い親戚に預けられる少女が、長距離列車アムトラックの三日間の旅で乗客と交流し、自分の気持ちを見つめ直す ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年8月】
2022/08/10
『世界とキレル』 佐藤 まどか/著 あすなろ書房 日々の生活で欠かせないものとして一番に頭に浮かぶのはスマートフォンではないでしょうか? 朝起きたらというより、朝起きるためにアラームをならし、SN ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年7月】
2022/07/10
『夏のカルテット』 眞島 めいり/著 PHP研究所 クラスも部活もバラバラな中学1年生の図書委員、典(ツカサ)、佐々矢(ササヤ)、夏野(カノ)、幹(ミキ)は、夏休みのあいだ図書委員の当番で学校に行く ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年6月】
2022/06/10
『なんで英語、勉強すんの?』 鳥飼 玖美子/著 岩波書店 タイトルのとおり、「なんで英語、勉強すんの?」そう思っている人は少なからずい るはずです。この本が中学生の私の目の前にあったら良かった ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年5月】
2022/05/10
『学校では教えてくれない自分を休ませる方法』 井上 祐紀/著 KADOKAWA みなさんは「休む」という言葉からどのようなイメージを持っていますか? 「さぼる」「なまける」などネガティブなイメ ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年4月】
2022/04/10
『闇の魔法学校 Lesson1 死のエデュケーション』 ナオミ・ノヴィク/著 井上 里/訳 静山社 魔法使いの卵が学校で魔法を学ぶ、というとハリー・ポッターの「ホグワーツ魔法魔術学校」が有名ですね ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年3月】
2022/03/10
『10代のための読書地図』 本の雑誌編集部/編 本の雑誌社 1年間で新しい本が何冊出版されているか知っていますか? その数なんと7万冊以上。しかも名作と呼ばれている過去の本も数えきれないくらいあるわ ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年2月】
2022/02/10
『橋の上の子どもたち 』 パドマ ヴェンカトラマン/作 田中 奈津子/訳 講談社 物語の舞台はインド。父親の暴力、それを受けいれる母。そんな家族からから逃れるために、障害を持つ姉とともに家を出た1 ...
YAおすすめ今月の1冊【2022年1月】
2022/01/15
『怪盗クイーンからの予告状 怪盗クイーン エピソード0 』 はやみね かおる/著 K2商会/絵 講談社 怪盗クイーンは変装の名人でパートナーのジョーカーとともに巨大な飛行船トルバドゥールにのって、 ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年12月】
2021/12/10
『朔と新 』 いとう みく/著 講談社 兄の「朔(さく)」と弟の「新(あき)」は、一昨年の大晦日、正月を父親の故郷で迎えるため高速バスに乗りました。そのバスが事故を起こし、朔は視力を失いました。 ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年11月】
2021/11/07
『ぼくは本を読んでいる。 』 ひこ 田中/作 講談社 小学5年生の男の子ルカの家には、両親が「本部屋」と読んでいる部屋がある。 ちょっとしたきっかけで久しぶりに「本部屋」に入り、5冊だけカバーが ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年10月】
2021/10/10
『アーニャは、きっと来る 』 マイケル モーパーゴ/作 佐藤 見果夢/訳 評論社 第二次世界大戦中、フランス南部の山間の村でヒツジ飼いをしている12歳の少年ジョーは、ある日、村はずれの農場に隠れ住 ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年9月】
2021/09/10
『ぼくの帰る場所 』 S.E.デュラント/作 杉田 七重/訳 鈴木出版 もうすぐ中学生になる「ぼく」は走ることが大好きで、ランナーになるのが夢。両親は学習障害があってお金の管理や ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年8月】
2021/08/11
『旅が好きだ! 21人が見つけた新たな世界への扉 』 河出書房新社/編 角田 光代/ほか 河出書房新社 河出書房「14歳の世渡り術」シリーズから旅についての21人分のエッセイが読める本書。 ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年7月】
2021/07/10
『恋とポテトと夏休み』 神戸 遙真/著 講談社 受験に失敗し、絶望的な気持ちで高校生活がスタートした優芽(ゆめ)は、ろくに友達も出来ず、何の予定もないまま夏休みに突入。 自己嫌悪でいっぱいの帰り ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年6月】
2021/06/10
『レモンの図書室』 ジョー コットリル/作 杉田 七重/訳 小学館 本が好きな少女カプリソは10歳。5歳の時にお母さんを亡くしお父さんと二人暮らし。 お父さんはいつも言う。「強い心をもつこと。自 ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年5月】
2021/05/11
『サード・プレイス』 ささき あり/作 酒井 以/絵 フレーベル館 「サード・プレイス」 とは家でも学校でもない、第三の居場所のこと。 この本は4つの短編からなる短編連作集です。 それぞれのお話 ...
YAおすすめ今月の1冊【2021年4月】
2021/04/10
『ハジメテヒラク』 こまつ あやこ/著 講談社 中学校と高校が同じ敷地にあり、校舎が隣同士の学校へ通う中学1年生のあみは、従姉の影響で脳内実況が密かな趣味となっています。(どうしてそうなったかは ...
2025/5/5
『ぼっち現代文』 小池 陽慈/著 河出書房新社 予備校で現代文の講師をしている著者の小池陽慈さんは、学生時代からずっと周りの人と
うまく付き合うことができず友だちがひとりもいない「ぼっち」だったそうです...
2025/4/5
『グッゲンハイムの謎』 シヴォーン・ダウド/原案 ロビン・スティーヴンス/著 越前 敏弥/訳 装画:船津真琴 装幀:中村聡東京創元社 12歳のテッドは、夏休みに親戚のグロリアおばさんが務めるグッゲンハイム美術館を家族で見学します...
2025/3/5
『落下流水』 鈴木 るりか/著 小学館 「落花流水」とは散りゆく花と流れる水、落花が水に流れる様子から過ぎゆく歳月と春の景色を表す言葉です。渋いタイトルと表紙に騙されないでほしい。...
2025/2/5
『手持ちのカードで、(なんとか)生きてます。 世渡り下手の新しい世渡り術』 三人称 鉄塔(賽助)/著 河出書房 この本の作者三人称鉄塔(賽助)(以下鉄塔)さんは、動画配信サイトでゲーム実況をする時は「鉄塔」、小説家として...
2025/1/5
『リブリアの魔女』 日野 祐希/著 アリス館 メノアはリブリア王国で魔法使いの頂点、「魔導師」になることを夢見る女の子です。この王国で魔導師になるには、リブリア魔法学院を卒業し、現役魔導師の弟子となり...
2024/12/10
『ルール!』 工藤 純子/著 講談社 みなさん、校則について考えたことってありますか?
校則って不自由で束縛感がありますよね...
2024/11/10
『あきらめなかった男 大黒屋光太夫の漂流記』 小前 亮/作 おとない ちあき/画 静山社 1783年(江戸時代)、貨物船「神昌丸」の船頭大黒屋光太夫と船乗りたちは伊勢国白子港(三重県鈴鹿市)から江戸へ向かう途中で嵐に遭い...
2024/10/10
『この空のずっとずっと向こう』 鳴海 風/作 おとないちあき/絵 ポプラ社 江戸時代の末期
そらは明るく好奇心にあふれた少女、町医者の父の手伝いをしながら近所の人たちとも ...
2024/09/05
『最高のともだち』 草野 たき/著 講談社 みなさんは「最高のともだち」ってどんな友達だと思いますか? 笑いのツボが一緒だったり、趣味が一緒だったり、話が合うからだったり… でも、この物 ...
2024/08/10
『夜空にひらく』 いとう みく/著 アリス館 バイト先で騙され暴力事件を起こしてしまった17歳の円人(えんと)。 円人は小さい頃から祖母に育てられていた境遇から試験観察が設けられます。 ...
2024/07/10
『とざされた時間のかなた』 ロイス・ダンカン/作 佐藤 見果夢/訳 評論社 今回ご紹介する『とざされた時間のかなた』は、アメリカのYA向けミステリー小説です。 作者のロイス・ダンカンは、 ...
2024/06/11
『さよなら、スパイダーマン』 アナベル・ピッチャー/著 中野 怜奈/訳 偕成社 10歳のジェイミーには姉が二人います。二人は双子で、一人はピンク色に髪を染めた15歳のジャス、もう一人は骨壺の中で10 ...
2024/05/10
『私の職場はサバンナです!』 太田 ゆか/著 河出書房新社 この本を書いたのは日本からアフリカへ行ってサファリガイドとなった太田さんです。 彼女はアフリカで野生動物たちを保護する保護区という場所で働い ...
2024/04/10
『世界は「 」を秘めている』 櫻 いいよ/著 PHP研究所 つばさは十二歳の「かっこいい女子」。まわりからは大人っぽくてクールだと思われている。本人はそんな性格ではない気もしていたが、自分の好きなもの ...
2024/03/10
『あした、弁当を作る。』 ひこ・田中/著 講談社 親が自分のために料理や洗濯をしてくれることを疑問を持ったことはありますか? 「当たり前のことじゃん」と疑問に思わない人、「なぜだろう」と思う人、様々だ ...
2024/02/10
『ルーミーとオリーブの特別な10か月』 ジョーン・バウアー/作 杉田 七重/訳 小学館 両親を亡くした12歳のオリーブは、会ってまもない異母姉妹のモーディーと 新生活を送ることになりました。不安を抱え ...
2024/01/10
『恋愛問題は止まらない』 吉野 万理子/作 小学館 「憧れのあの人が丸坊主になってしまう!?」 中学三年生の由真は野球部に所属している憧れの上里君が監督の指令で髪の毛が丸刈りになるかもしれないと弟から ...
2023/12/10
『ぼくたちはまだ出逢っていない』 八束 澄子/著 ポプラ社 “金継ぎ(きんつぎ)”という言葉を知っていますか? 金継ぎとは、割れたり欠けてしまった器を漆(うるし)で繋ぎ合わせ、蘇らせる伝統技術です。 ...
2023/11/15
『嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!』 河出書房新社/編 河出書房新社 あなたには嫌いな教科はありますか? なんとなく勉強したくない、勉強しているのにわからない、などどうしても苦手だと感じて ...
2023/10/10
『さばの缶づめ、宇宙へいく』 小坂 康之/著 林 公代/著 イースト・プレス 「福井県の若狭高校の皆さんが作ってくれた、『さば缶』 大変美味しいです」 2020年11月27日。野口聡一宇宙飛行士が、I ...
2023/09/10
『MINECRAFT ジ・エンドの詩』 キャサリン・M・ヴァレンテ/作 金原 瑞人/共訳 松浦 直美/共訳 竹書房 マインクラフトというゲームを知っていますか? 土や石などが単純な四角いブロックで構成 ...
2023/08/10
『震える叫び』 R.L.スタイン/監修 三辺 律子/監訳 理論社 みなさんは怖いお話は好きですか? 怖いお話は好きだけど、1冊で1話じゃ長くて読み切れない、という人にオススメの本を紹介します。 本のタ ...
2023/07/11
『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます(14歳の世渡り術)』 白石 優生/著 河出書房新社 日本人初の国家公務員YouTuber白石さんが、「農業はおもしろい」をコンセプトに書いた ...
2023/06/10
『博物館の少女 怪異研究事始め』 富安 陽子/著 偕成社 明治時代、大阪の道具屋の娘に生まれたイカルは両親の死をきっかけに、亡くなった母親の知人である大澤夫妻を頼って東京へ行くことになります。 ところ ...
2023/05/10
『小児を救った種痘学入門 ジェンナーの贈り物』 加藤 四郎/編著 創元社 みなさんは、ジェンナーという人を知っていますか? 病気を予防するワクチンを最初に作り、「ワクチン」という言葉も作った人です。 ...
2023/04/10
『自閉症のぼくは書くことで息をする 14歳、ナチュラリストの日記』 ダーラ・マカナルティ/著 近藤 隆文/訳 辰巳出版 「自閉症ゆえに読解力もなく文章が書けない」 と教師から言われたという少年、ダーラ ...
2023/03/10
『ロンドン・アイの謎』 シヴォーン・ダウド/著 越前 敏弥/訳 東京創元社 12歳の少年テッドは、姉のカットといとこのサリムの3人で「ロンドン・アイ」という観覧車に乗りに行きます。その観覧車は史上最大 ...
2023/02/10
『境界のポラリス』 中島 空/著 講談社 高校一年生の恵子は中国人の両親から生まれた中国人。でも小学生の時、母親が日本人と再婚したのでそれからは日本人として暮らしています。 小学生の時に中国人だからと ...
2023/01/10
『階段ランナー』 吉野 万理子/著 徳間書店 みなさんは普段階段をのぼっていますか? エスカレーターやエレベーターが近くにあったら、わざわざ疲れる階段なんかのぼりたくない、という人は多いと思います。も ...
2022/12/10
『iPS細胞の研究室 体のしくみから研究の未来まで』 京都大学iPS細胞研究所 国際広報室/編 志田 あやか/著 東京書籍 2012年に山中伸弥博士がiPS細胞に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受 ...
2022/11/10
『わたしが鳥になる日』 サンディ・スターク・マギニス/作 千葉 茂樹/訳 小学館 鳥が大好きなデセンバーは、空を飛びたいと願う11歳の少女です。 自分もいつか背中から翼が生えて鳥になると信じていました ...
2022/10/10
『そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会』 髙柳 克弘/作 ポプラ社 いじめが原因で教室に行けなくなり保健室登校をしている中学生のソラは、ある日、変り者と言われているハセオに保健室で出会います。ハセ ...
2022/09/10
『あたしが乗った列車は進む』 ポール・モーシャー/作 代田 亜香子/訳 鈴木出版 あらすじは遠い親戚に預けられる少女が、長距離列車アムトラックの三日間の旅で乗客と交流し、自分の気持ちを見つめ直す ...
2022/08/10
『世界とキレル』 佐藤 まどか/著 あすなろ書房 日々の生活で欠かせないものとして一番に頭に浮かぶのはスマートフォンではないでしょうか? 朝起きたらというより、朝起きるためにアラームをならし、SN ...
2022/07/10
『夏のカルテット』 眞島 めいり/著 PHP研究所 クラスも部活もバラバラな中学1年生の図書委員、典(ツカサ)、佐々矢(ササヤ)、夏野(カノ)、幹(ミキ)は、夏休みのあいだ図書委員の当番で学校に行く ...
2022/06/10
『なんで英語、勉強すんの?』 鳥飼 玖美子/著 岩波書店 タイトルのとおり、「なんで英語、勉強すんの?」そう思っている人は少なからずい るはずです。この本が中学生の私の目の前にあったら良かった ...
2022/05/10
『学校では教えてくれない自分を休ませる方法』 井上 祐紀/著 KADOKAWA みなさんは「休む」という言葉からどのようなイメージを持っていますか? 「さぼる」「なまける」などネガティブなイメ ...
2022/04/10
『闇の魔法学校 Lesson1 死のエデュケーション』 ナオミ・ノヴィク/著 井上 里/訳 静山社 魔法使いの卵が学校で魔法を学ぶ、というとハリー・ポッターの「ホグワーツ魔法魔術学校」が有名ですね ...
2022/03/10
『10代のための読書地図』 本の雑誌編集部/編 本の雑誌社 1年間で新しい本が何冊出版されているか知っていますか? その数なんと7万冊以上。しかも名作と呼ばれている過去の本も数えきれないくらいあるわ ...
2022/02/10
『橋の上の子どもたち 』 パドマ ヴェンカトラマン/作 田中 奈津子/訳 講談社 物語の舞台はインド。父親の暴力、それを受けいれる母。そんな家族からから逃れるために、障害を持つ姉とともに家を出た1 ...
2022/01/15
『怪盗クイーンからの予告状 怪盗クイーン エピソード0 』 はやみね かおる/著 K2商会/絵 講談社 怪盗クイーンは変装の名人でパートナーのジョーカーとともに巨大な飛行船トルバドゥールにのって、 ...
2021/12/10
『朔と新 』 いとう みく/著 講談社 兄の「朔(さく)」と弟の「新(あき)」は、一昨年の大晦日、正月を父親の故郷で迎えるため高速バスに乗りました。そのバスが事故を起こし、朔は視力を失いました。 ...
2021/11/07
『ぼくは本を読んでいる。 』 ひこ 田中/作 講談社 小学5年生の男の子ルカの家には、両親が「本部屋」と読んでいる部屋がある。 ちょっとしたきっかけで久しぶりに「本部屋」に入り、5冊だけカバーが ...
2021/10/10
『アーニャは、きっと来る 』 マイケル モーパーゴ/作 佐藤 見果夢/訳 評論社 第二次世界大戦中、フランス南部の山間の村でヒツジ飼いをしている12歳の少年ジョーは、ある日、村はずれの農場に隠れ住 ...
2021/09/10
『ぼくの帰る場所 』 S.E.デュラント/作 杉田 七重/訳 鈴木出版 もうすぐ中学生になる「ぼく」は走ることが大好きで、ランナーになるのが夢。両親は学習障害があってお金の管理や ...
2021/08/11
『旅が好きだ! 21人が見つけた新たな世界への扉 』 河出書房新社/編 角田 光代/ほか 河出書房新社 河出書房「14歳の世渡り術」シリーズから旅についての21人分のエッセイが読める本書。 ...
2021/07/10
『恋とポテトと夏休み』 神戸 遙真/著 講談社 受験に失敗し、絶望的な気持ちで高校生活がスタートした優芽(ゆめ)は、ろくに友達も出来ず、何の予定もないまま夏休みに突入。 自己嫌悪でいっぱいの帰り ...
2021/06/10
『レモンの図書室』 ジョー コットリル/作 杉田 七重/訳 小学館 本が好きな少女カプリソは10歳。5歳の時にお母さんを亡くしお父さんと二人暮らし。 お父さんはいつも言う。「強い心をもつこと。自 ...
2021/05/11
『サード・プレイス』 ささき あり/作 酒井 以/絵 フレーベル館 「サード・プレイス」 とは家でも学校でもない、第三の居場所のこと。 この本は4つの短編からなる短編連作集です。 それぞれのお話 ...
2021/04/10
『ハジメテヒラク』 こまつ あやこ/著 講談社 中学校と高校が同じ敷地にあり、校舎が隣同士の学校へ通う中学1年生のあみは、従姉の影響で脳内実況が密かな趣味となっています。(どうしてそうなったかは ...