YAおすすめ今月の1冊【2024年2月】
『ルーミーとオリーブの特別な10か月』 ジョーン・バウアー/作 杉田 七重/訳 小学館

両親を亡くした12歳のオリーブは、会ってまもない異母姉妹のモーディーと 新生活を送ることになりました。不安を抱えながらの毎日を過ごしていましたが、盲導犬候補の子犬ルーミーと出会うのです。 オリーブはパピーウォーカーとしてルーミーを家族として受け入れることにしました。 パピーウォーカーとは、子犬時代の10か月家族の一員として育てるボランティアのことをいいます。その10か月の間家族として受け入れ方は、人間の愛情をたっぷり注がなくてはなりません。 オリーブとルーミーは日々色々な人との出会い、色々な体験をしながら10か月を過ごしました。またルーミーはオリーブのあふれる愛情に包まれ、すくすく育っていったのです。お互いに立派に成長し、また自分に対して自信が持てたことがきっとみなさん読めば感じるはずです。 |