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今月の1冊【2025年11月】

 『いさましいきりんのわかもの』
  おおいし まこと/ぶん あかさか みよし/え ポプラ社
  ( 「大石真生誕100年」展示より)  

 
 
ライオンのおやこが いました。
とうさんライオンと かあさん ライオンと 2ひきの こどもライオンです。
あるとき、おやライオンたちは こどもライオンに えもののとりかたを おしえることにしました。
4ひきでそうげんに いきましたが、さっぱり えものが あらわれません。
4ひきは ひとやすみをすることにして ひるねをしました。
おやライオンたちが めをさますと びっくり、こどもライオンたちが いなくなって しまったのです。
おやライオンたちはしんぱいで そうげんじゅうを さがします。
すると こどもライオンたちが きりんと そのながいくびで あそんでいるのをみつけます。
おやライオンに きがついた きりんは、たべられたらたいへんと とっさに にげるのですが、こどもライオンたちが くびに しがみついたまま おちてしまいそうになっていることに きがつきます。
いま あしをとめると おやライオンにつかまってしまうかもしれない…きりんは はたして どうするのでしょうか。
やさしくて つよい こころをもった きりんの おはなしです。