今月の1冊【2025年3月】
『金の鳥 ブルガリアのむかしばなし』
八百板 洋子/文 さかた きよこ/絵 BL出版
( 今月のテーマ きん・ぎん より)

むかし、あるところに おうさまと さんにんのおうじさまがいました。 おしろには きんいろのりんごがなる ふしぎなおおきなきが いっぽんありました。 ところがあるひ、おおきなきんいろのとりが りんごをぜんぶたべてしまったのです。おうさまは 「きんいろのとりを とらえたものに くにをゆずる」と、さんにんのおうじにいいました。 そこで さんにんのおうじは たびにでかけます。しかし いちばんめとにばんめのおうじは さんばんめのおうじをおいて どんどんさきにいってしまいます。 さんばんめのおうじはとちゅうで、おなかをすかせた、しろいひげのおじいさんにあうのですが…はたしてぶじに きんのとりをとらえることができるのでしょうか。 ブルガリアにつたわるむかしばなしです。 |